Special Olympics

スペシャルオリンピックスは知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングと
その成果の場である競技会を年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。

2013年11月3日日曜日

ナショナルミーティング参加報告

 副会長の多田です。
 昨日から今日にかけて、東京のオリンピックセンターで行われた「スペシャルオリンピックス日本ナショナルミーティング」に参加しましたのでその報告をいたします。(今回はビデオを回しましたので、写真は清水事務局長の報告で)
 アスリートスピーチコンテストに出場する小方君と、ファミリー委員長の角田さんと共に朝8時に山口宇部空港を出発しました。11時の開始には間に合わないかと思いましたが、電車の接続がうまいこといって、何とか最初から参加する事ができました。最初にアテネ大会の写真をスライドショーにしたものが上映されました。清水事務局長は感動して涙を流していましたが、確かに「スペシャルオリンピックスって何?」ということについてこれまで何百回と説明してきましたが、それよりもこの映像から得られる感動やまたこの活動に参加したいという気持ちにさせられる素晴らしい映像であったと思います。我々地区組織においてもアスリートとボランティアによって作り出される素晴らしい一瞬をいろいろな形で得る事ができたらなと思っています。
 それから、有森理事長による基調講演がありました。午後からはいよいよ1日目のハイライト「アスリートスピーチコンテスト」です。当県から参加した小方君は3番目の登場でした。小方君はいつもよりのびのびとして発表ができていたように思います。他県の方からも「よかったよ」というお話をいただきました。審査員は、細川さん、三井さんの他は3名にアスリートのみなさんでした。これは面白い試みだと思いました。登壇した10名のアスリートはみなそれぞれに個性を発揮していました。小方君は残念ながら3位以内には入れませんでしたが、無事大役を果たす事ができました。
 懇親会までの間に、アスリートの絵画、書、手芸などの作品展示を見ました。山口で先日やったアート展のようなものをイメージしていたのですが、非常にレベルの高い作品が多かったように思います。SOの内輪だけでの展示ではもったいないと思いました。それから、山口から出した川柳が全国的に大変話題になっていたようです。会を運営する立場の人間としては、事前にチェックしとけばよかったかなと……。
 夜は、懇親会で福島のアスリートから絵はがきを3枚もらいました。
それから、9月に熊本のフロアホッケー大会で対戦した鹿児島のみなさんとも再会することができました。それと、以前山口に来ていただいた山梨の舩木上次会長にもお目にかかることができました。
 2日目は、早く行っても待つだけだからゆっくり行きましょうとホテルを出たのですが、電車の長さを計算に入れておりませんで、数分遅刻をしてしまいました。分科会会場に着いたら既に、レクリエーションが始まっていました。そのレクリエーションが、ペアでじゃんけんして勝った方が一回足の屈伸をするというものだったのですが、早足で会場に到着してすぐこれは結構しんどかったです。後半は、「SOアスリートアンバサダーになろう」という企画で主にはアスリートがインタビューを受ける練習でしたが、インタビューをする側にもアスリートがなって、なかなか面白い受け答えを見る事ができました。
 分科会後の全体会では、来年のナショナルゲーム福岡大会についてのこれからの計画等が発表になりました。すばらしい施設で競技ができるとのことでした。
 私にとっては久々のナショナルミーティングでしたが、いろいろと得るものも多かったように思います。各地区の抱えている課題が結構似通っていることもよくわかりました。今後は他地区の実状なども参考にしながら、スムーズな地区組織の運営に微力ですがお手伝いできたらと感じた2日間でした。

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